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関西英語教育学会 第48回KELESセミナーご案内

日時:2019年12月22日(日)13:00-17:00(12:30受付開始)
会場:龍谷大学梅田キャンパス

  • 〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2
    ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階

資料代:会員 無料・非会員 1,000円(要事前登録)
事前登録:下記にて,事前参加登録をお願いします。

 

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テーマ 「外国語学習における動機づけの理論と実践」

 

前田 哲宏 先生(龍谷大学)

:「私の動機づけ研究とリーディング授業実践」

古賀 功 先生(龍谷大学)

:「Factors enhancing learner motivation in the classroom」

講師紹介・講演概要

前田 哲宏(龍谷大学)

【プロフィール】

龍谷大学文学部准教授。国公立中学・高等学校教諭、奈良工業高等専門学校准教授を経て現職。専門は英語教育学。主に英語学習に対する動機づけが学習者の英語力に与える影響について研究している。著書に『実践的コミュニケーション能力のための英語のタスク活動と文法指導』(大修館書店、共著)など。

【講演概要】

全く同じ授業を受けているにもかかわらず、教員の意図する目標をクリアする生徒もいれば、それができない生徒もいます。その個人差は何によって生まれるのでしょうか。それは教員の力の及ばない要因によって生起するのでしょうか。学力の分散は80%が学習者要因だと言われています。中でも、学習に対する動機づけは、教育の介入によって変化し得る数少ない要因の一つだと思います。本発表では、どのような動機づけが英語力に影響を与えるのか、また動機づけと英語学力の周辺要因がどのようにそれぞれに関わっているのか、自身の研究成果を踏まえてお話したいと思います。

また、発表の後半部分では、「やる気を促すリーディング指導」に焦点を当てて、お話したいと思います。4技能統合型の授業形態が必須とされる中、今なぜリーディングを重要視するのか、また生徒が読みたいと思えるリーディング指導について、これまで自身が中学・高校で用いた教材やタスクをご紹介しつつお話したいと思います。

古賀 功(龍谷大学)

【プロフィール】

筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(言語学)。東海大学国際教育センター准教授を経て、現在は龍谷大学理工学部准教授。英語教育学を専門とし、主に動機づけ、会話意欲、有能感と不安、協働意識といった個人内要因の変動に関して研究している。著書には『日本人学習者に合った効果的英語教授法入門 EFL環境での英語習得の理論と実践』(明治図書、2015年共著)、『授業力アップのための英語教育学の基礎知識』(開拓者、2019年1章担当)と少数。

【講演概要】

Two important notions discussed in research on individual difference variables are: (1) motivation required for learners to make and sustain great efforts to successfully learn English they do not often use in their daily life, and (2) willingness to communicate (WTC) that enables learners to seek opportunities to volitionally initiate communication in English they almost always feel incompetent in both inside and outside of the classroom. In a practical context, we as teachers are highly expected to stimulate these two variables so that we can produce autonomous language learners and users. The question raised is “Can we really motivate students in class?” For instance, it is said that motivation (e.g., intrinsic and integrative motivation) and WTC are considered trait variables that are relatively rigid and fixed. If this is the case, we have only limited control over such variables. However, we should optimistically believe that we have unlimited control over what we do in class! In this presentation, rather than examining the two variables from theoretical viewpoints, I will attempt to focus on the results of prior and my own studies that help to consider effective teaching techniques to enhance motivation and WTC in class, with special attention paid to the following aspects: teacher’s motivational strategies and behaviours, feedback types based on attribution theory, use of group/pair work, and teaching English in English.

 

参加申込み

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お問合せ

事務局 大阪教育大学 橋本健一研究室内 kelesoffice@gmail.com
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