- 日時:2016年10月1日(土)13:00-17:00(12:30受付開始)
- 会場:近畿大学・東大阪キャンパス 38号館 2階 多目的利用室
〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1 - 資料代:会員 無料・非会員 1,000円(要事前登録)
本学会ウェブサイトの参加申込フォームにて,事前参加登録をお願いします。(8月31日より受付開始)
プログラム
テーマ:英語教育研究事始め
12:50-13:00 開会のことば・主旨説明
13:00-14:20 「『超』若手中・高教師としての研究への向き合い方」
山形 悟史 先生(関西大学第一高等学校・教諭)
14:40-16:00 「はじめの一歩を踏み出すために:英語教育研究の入口」
浦野 研 先生(北海学園大学・教授)
16:00-16:20 フロアとのQ & A セッション
16:20-16:30 閉会のことば
講師紹介・講演概要
山形 悟史(関西大学第一高等学校)
【プロフィール】
関西学院大学卒業(人間福祉学)。大阪教育大学大学院修了(英語科教育学)。大学院修了後,公立中学校教諭として1年間の勤務を経て,現職。応用言語学でこれまで得られた研究知見が,実際に日本の中学校・高等学校での授業実践に応用できるのか,そうであればどのように授業に落とし込むべきか,日々「楽しく」仕事をしています。特に,基本動詞やコロケーションを教室環境で学習する効果的な方法や,またそれらがどのような意味表象を形成しているのか,心理実験的手法を用いた研究にも興味があります。
【講演概要】
大学院を修了して約1年,教育・研究のどちらを取ってもまだまだ駆け出しの身ではありますが,なんとかそれらを両立させようともがいております。当日は,日ごろの授業の紹介を交えながら,個人的な教育・研究活動の両立方法についてお話をさせて戴きます。私自身,当日参加される皆様からのご意見を存分に吸収して,成長をしたいと思っております。なお,発表は以下の流れに沿って進行の予定です。
(1) 研究を始めたきっかけ
(2) 研究について
・テーマの設定(日々の仕事の中で,研究課題を立てる工夫など)
・データ収集,分析(研究デザインの組み方と戦略)
・論文投稿に至るまで,投稿からのプロセスなど(修士論文完成から国際誌採択まで)
・研究内容(Language Teaching Research 掲載論文をもとに)
(3) 教育と研究の両立
・教育をしながら研究してゆくための工夫,メリット,むずかしさなど(最近の取り組みを踏まえて)
浦野 研(北海学園大学・教授)
【プロフィール】
北海学園大学経営学部教授,名古屋学院大学大学院外国語学研究科客員教授。ハワイ大学大学院修士課程修了(第二言語としての英語研究),同博士課程中退(第二言語習得)。主な研究対象は第二言語習得と英語教育で,前者では特に統語と形態素の習得に関心があり,後者では特定目的のための英語(ESP)教育やタスク・ベースの言語指導(TBLT)を中心に研究と教育実践を行っています。
【講演概要】
英語教育研究には様々な立場の方が関わっているため,「研究」ということばからイメージする内容は人それぞれ異なるかもしれません。そこで今回のセミナーでは,特に研究の入口に焦点を当てて,研究と研究でないものの違い,「よい」研究の条件,研究と実践の関係,研究成果の実践への応用可否といった考えについて整理しながら,研究課題の設定方法や研究手法の選択方法についての理解を目指します。
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