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関西英語教育学会 第32回KELESセミナーご案内

  • 日時:2014年09月23日 (火・祝)12:50-16:30(12:30受付開始)
  • 会場:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ
    〒530-0014 大阪市北区鶴野町梅田ゲートタワー8階
  • 資料代:会員 無料・非会員 1,000円(要事前登録)
    本学会ウェブサイトの参加申込フォームにて,事前参加登録をお願いします。(09月02日より受付開始)
  • セミナーは終了しました。講師の先生方,ご参加下さった皆さま,ありがとうございました。
  • NEW! 玉井先生の発表資料スライドを先生のご厚意により,配布の許可をいただきました。スライドはpdfとなっております。ご希望の方は,KELES事務局(kelesoffice@gmail.com)までご連絡下さい。なお,その際,件名に「玉井先生発表資料申込み」とお書き下さいますようお願いいたします。

プログラム

テーマ:英語教育研究事始め

12:50-13:00  開会のことば・主旨説明
13:00-14:20  「研究方法事始め:基本の「き」から始めてみよう」
竹内 理 先生(関西大学)
14:40-16:00  「解題リフレクティブ・プラクティス: 実践者による実践者のためのリサーチ、その理論と方法、わかりにくさの背景」
玉井 健 先生(神戸市外国語大学)
16:00-16:20  フロアとのQ & A セッション
16:20-16:30  閉会のことば

講師紹介・講演概要

竹内 理(関西大学・教授)

神戸市外国語大学大学院、米国モントレー大学院(フルブライト)を修了。現在、関西大学外国語学部・同大学院外国語教育学研究科・教授。博士(学校教育学)。専門分野は英語教育学(学習方略、動機づけ、ICT利用)。SYSTEMの編集委員や Language Learning などの査読委員も務める傍ら、中学校や高等学校の検定教科書執筆にも携わっている。JACET学術賞、モントレー大学院「顕著な活躍のあった同窓生」賞、LET学術賞を受賞。
【講演概要】この講演では、研究方法の基本の「き」に相当するアプローチ(量・質)について議論する。量的・質的アプローチ、それぞれの特徴や留意点について考察するほか、両者の「違い」ではなく「共通点」の方を強調する共約可能性の観点から、英語教育研究の可能性を拡げる道筋を提案していきたい。本講演が、研究の1歩目を踏み出すみなさんの後押しとなれば幸いである。なお、当日は参加型の講演スタイルをとるため、みなさんの積極的な貢献を期待したい。

玉井 健(神戸市外国語大学)

prof.tamai神戸市内の公立高校で12年間教鞭をとる。MA、ティーチャー・トレーナー(SIT, 米国)、学術博士(神戸大学)。現在、神戸市外国語大学国際関係学科および大学院英語教育学専攻教授。現在の関心分野はリフレクティブ・プラクティスによる教師教育、授業研究法開発。著書:『リフレクティブな英語教育をめざして』(共著)ひつじ書房、『リスニング指導法としてのシャドーイングの効果に関する研究』風間書房、『決定版英語シャドーイング』コスモピアなど。趣味、陶芸。
【講演概要】英語教育研究は、そもそも実践者の日々の疑問と共に生まれ、歩むものと思いますが、いつの間にか研究者がその過程や結論、あるいは日々の疑問さえも自らのものにしてまって、今はまるで研究者と実践者が別々の世界に住んでいるような観があります。学界でも現在の授業研究を科学と取るのは難しいというのは支配的な考えでしょうし、それにもまたそれなりの理由があります。
ここでいくつか質問を立ててみましょう。一つは、英語教育研究を科学たらしめているものは何なのか、二つ目は、我々が拠って立っていた科学的な方法は、日々教室で起こる現象をうまく説明し実践者や学習者の生活の向上に貢献しえるものになっているかどうか。三つめは、授業研究は誰のためにあるのかです。本発表では、こうした質問への答えを皆さんと共に求めつつ、英語教育と科学との関係について考えなおし、リフレクティブ・プラクティスを実践に迫るアプローチの一つと位置づけたうえで、それを可能にする考え方、それに伴う問題点やむずかしさを皆さんと共有したいと思います。

KELES 第32回セミナーについて

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