- 日時:2013年12月1日 (日)13:00-16:40(12:30受付開始)
- 会場:龍谷大学・大阪梅田キャンパス14階
〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウェストオフィスタワー14階 - 参加費:会員・非会員 1,000円(要事前登録)
本学会ウェブサイトの参加申込フォームにて,事前参加登録をお願いします。(11月11日より受付開始)
プログラム
テーマ:第二言語習得研究の最前線 —授業実践にどう活かすか?—
12:50-13:00 開会のことば
13:00-14:20 アウトプット活動・気づき・メタ言語的熟考
鈴木 渉 先生(宮城教育大学 准教授)
14:40-16:00 教室内第二言語習得,インターラクション,第二言語学習
名部井 敏代 先生(関西大学 教授)
16:00-16:30 フロア・講師との意見交換
16:30-16:40 閉会のことば
講師紹介・講演概要
鈴木 渉(宮城教育大学・准教授)
宮城県岩沼市生まれ。宮城教育大学教育学部卒業、東北大学大学院教育学研究科修了。カリフォルニア大学サンタクルーズ校教育学研究科に留学後、トロント大学で第二言語教育を専攻(Ph.D取得)。宮城教育大学教育学部准教授。専門は第二言語習得研究で、これまでの研究は、全国英語教育学会紀要、東北英語教育学会紀要、Language Learning、Language Teaching Research、Modern Language Journal、TESOL Quarterlyなどに掲載。現在、大修館『英語教育』にて「Hi, friends! を活用した外国語活動」をリレー連載、 東京書籍『東書Eネット』にて「資料室」を担当。仙台市確かな学力検証委員会委員、福島県教育委員会英語指導力向上委員会委員等、宮城県・仙台市を中心に多くの学校支援も行っている。
【講演概要】現在の第二言語習得研究では、目標言語である第二言語をアウトプットすること(「話すこと・書くこと」)が、第二言語学習に重要な役割を果たすと考えられています。本講演では、まず気づき(noticing)やメタ言語的熟考(metalinguistic reflection)などの認知プロセスを活性化させるアウトプット活動に関する近年の実証的研究を紹介します。次いで、それらの研究成果を英語の授業実践にどのように活かしていくことが可能であるかを論じます。
名部井 敏代(関西大学・教授)
大阪女学院短期大学を経て1992年にアーカンソー州コンウェイのヘンドリックス大学に留学。その後、ペンシルベニア大学教育学大学院でTESOL(MS.Ed. in TESOL取得)、トロント大学オンタリオ教育学研究機構で第二言語教育(Ph.D.取得)を専攻する。2003年に関西大学外国語教育研究機構専任講師として着任。現在は 関西大学外国語学部・大学院外国語教育学研究科教授。関西大学大学院英語教育連環センター(e-LINC)センター長。専門は第二言語習得研究。特に教室内SLA研究を行っている。
【講演概要】教室内第二言語習得研究は「指導」を目的としたさまざまな介入—すなわちインプットやフィードバック−の役割や効果を、検証・考察する研究分野です。本講演では、教室内SLA研究で特に熱心に研究されている口頭インターラクションの際に生じるフィードバックに関する研究と、そのフィードバックを受ける学習者の学びに関する研究について紹介した上で、それらの研究成果を実際の英語授業にどのように活かすかについて考えます。
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