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関西英語教育学会 KELES 第28回卒論・修論研究発表セミナー ご案内

関西英語教育学会では、大学英語教育学会(JACET)関西支部外国語教育メディア学会(LET)関西支部との共催で、本年度も下記の要領で「卒論・修論研究発表セミナー」をZoomを使用したオンライン形式で開催いたします。お忙しい時期とは存じますが、多くのご発表ならびにご参加を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

参加登録はこちらから(発表者・参加者全員)

発表申込はこちらから(発表者のみ)

プログラムはこちら【2月上旬オープン予定】

日時:2025(令和7)年2月9日(日)12:15~16:45
会場:Zoomによるオンライン形式
内容:学部学生による卒業論文・大学院生による修士論文、教職大学院生の実践課題研究報告書・修了論文の研究発表(口頭発表)
なお、本セミナーでのご発表は学会発表としてカウントされませんので、他学会でご発表済みまたはご発表予定のご研究についても奮ってご発表ください。
コメンテーター:主催・共催学会に所属する教員・研究者
参加費:無料
参加方法発表者・参加者とも要事前参加申込。発表者は別途要発表申込。なるべく2日前(2月7日)までに参加申込をお願いします。

研究発表募集

発表資格:学部生・院生(発表者は学会員である必要はありません
申込期間:2024年12月13日(金)〜2025年1月19日(日)まで【厳守】
発表分野:外国語教育、外国文学、言語学および関連分野

発表形式:口頭発表(Zoomでのオンライン発表)
発表時間

<口頭発表>学部生 25分(発表15分、コメント・質疑応答10分)・(教職)大学院生 30分(発表20分、コメント・質疑応答10分)
使用言語
:日本語または英語
予稿集:発表者の方には、2025年1月24日(金)までに、予稿集原稿(A4用紙2ページ以内)をご提出いただきますのであらかじめご承知おきください。発表者の方にはテンプレートをお送りします。

テンプレートはダウンロードも可能です。→GMT28_template

予稿集(予定)の作成に当たり、サンプルを参照の上作成してください。→sample

発表申込方法

【発表申し込みフォーム】から、必要事項(発表言語での論文タイトル・キーワード(3~5語)・日本語400字程度または英語250 words程度の発表要旨を含む)を入力・送信してください。 

スペシャルトーク

講師:田地野 彰 先生(名古屋外国語大学教授・京都大学名誉教授)

演題:「英語教育の意味づけ論 ―「意味順」を一例として」

概要:英語教育とは学習者や私たち教師にとってどのような意味をもつでしょうか。たとえば,英語のクラスは学生・生徒・児童一人ひとりにとってどのような場でしょうか英語を学ぶ場?それとも,英語を使用する場?あるいは,同級生や教師との意見交換やコミュニケーションを楽しむ場?などなど(場合によっては,休息の場?)。また,教師やその他のステークホルダーにとってはどうでしょう。こうしたさまざまな関与者の世界観を洗い出し,それらを参考にしながら,新しい意味づけを通してアクションを起こせば創発特性も期待でき,英語教育が抱える諸問題の解決・改善につながるかもしれません。本セミナーでは,英語教育のさらなる内容の充実や発展を期待して,ソフトシステム方法論で用いられる「意味づけ」について議論します。教育文法(学校文法)を例として取り上げ,コミュニケーションの観点から文法を再定義し開発された「意味順」を紹介します。従来の五つや七つの英語の文構造パターンを意味の観点から一つにまとめた「意味順」だからこそ実現できる「あんなことやこんなこと」について,みなさまと一緒に考えたいと思っています。

講師略歴:名古屋外国語大学外国語学部教授。京都大学名誉教授。連合王国ランカスター大学大学院言語学・現代英語研究科博士課程修了。Ph.D.(言語学)。京都大学における最初の教育言語学(英語教育)の研究者として同大学に着任し,全学共通科目としての英語(EGAP)カリキュラム開発に携わる。京都大学国際高等教育院附属国際学術言語教育センター長などを歴任。JACET賞受賞(実践賞と学術出版賞)。研究分野は,教育文法,授業研究,EAP(学術目的の英語)など。主要著作としては,A new approach to English pedagogicalgrammar: The order of meanings(編著Routledge),Researching language teaching andlearning: An integration of practice and theory(共編著Peter Lang),Team teaching andteam learning inthe language classroom: Collaboration for innovation in ELT(共編著Routledge),A systems approach to language pedagogy(編著Springer Nature),Towardsa new paradigm for English language teaching: English for specific purposes in Asia andbeyond(共編著Routledge)など。現在は,次の専門書(2巻)を執筆・編集中である。English language teaching:Current issues and future prospects I(Volume 1)-Voices ofpractitioner researchers in Japanと,同Volume 2-Enhancingcollaboration with relateddisciplinesSpringer Nature2025年~2026年刊行予定)。

 

上記の内容につきまして、変更や修正が生じた場合、本ページに掲載いたしますので、定期的に閲覧いただきますよう、お願いいたします。

第28回卒論・修論研究発表セミナーに関するお問い合わせ

事務局 京都産業大学 平野亜也子研究室内 kelesoffice@gmail.com
※お手数ですが@マークを半角文字に置き換えてください。