12月22日(日)に下記の要領にて第62回セミナーを開催いたします。ご参加、お待ちしております。
・日時:2024年12月22日(日)13:30〜16:40
・会場:龍谷大学梅田キャンパス研修室(https://www.ryukoku.ac.jp/
・参加費:会員 無料・非会員 1,000円
・参加方法:事前参加申し込みフォームはこちら
※当日参加も可能ですが、会員・非会員にかかわらず、できるだけ2日前(12月20日)までに参加申し込みをお願いします。非会員の方は、事前に参加申し込みをした上で、当日受付で参加費をお支払いください。
ご入会案内:入会手続きはこちら
ご入会手続きを完了いただきますと、セミナーへの会員としての参加、年度末の紀要・会員情報誌の発行等特典が多数ございますので、是非ご検討ください。
テーマ:「デジタル時代の英語授業を考える」
講演1(13:35-15:00)
講師:泉 惠美子先生(関西学院大学)
題目:「児童の思考力と自己効力感を高め,自律的な学びを育む指導と評価」
概要:小学校で外国語科が導入されて4年が経過し、今年度からは学習者用デジタル教科書も活用しつつ、一人一台端末を用いた授業が展開されています。また、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図り、主体的・対話的で深い学びによる授業改善を通して、児童の資質・能力を育成することがめざされています。その際、指導と評価の一体化の観点から、4技能5領域において観点別評価が求められていますが、「知識・技能」のみならず、「思考・判断・表現」や「主体的に学習に取り組む態度」の評価の在り方を考え、児童の有能感や自己効力感、自己調整能力やメタ認知を高めるにはどうすればよいのでしょうか。
本セミナーでは、小学校英語の現状や、授業における活動設計と評価について、これまで取り組んできたCan-Do評価、ルーブリックを用いたパフォーマンス評価、eポートフォリオ評価、などを取り上げ、実践例も紹介しながらお伝えできればと思います。また、その背景にある学力観やコミュニケーション能力、非認知能力などについても共に考えられれば幸いです。
講師略歴:関西学院大学教育学部・教育学研究科教授(Ph.D.)。
講演2(15:10-16:35)
講師:加賀田 哲也先生(大阪教育大学)
題目:「人格形成をめざす英語教育って本当に実践できるの?」
概要:学習指導要領では、外国語(英語)教育の「目標」は、コミュニケーションを図る資質や能力を育成することとあります。では、「目標」の上位概念である「目的」はどうでしょうか?つまり「何のためにコミュニケーションを図る資質や能力」を育成するのでしょうか?教育基本法にあるように、教育の目的が「人格の完成」であるならば、外国語(英語)教育の目的も当然「人格の完成」を目指すべきと考えます。本セミナーでは、英語の教え方に関する多様なアプローチやメソッドがある中、学習者の「人格形成」に資する英語教育(Humanistic Language Teaching: HLT)を取り上げ、その目標や言語活動の設計のポイント、進め方などについて考えていきます。また校種別に実践例も紹介していきます。
講師略歴:現在、大阪教育大学教授。州立ワシントン大学(
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