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第60回KELESセミナー(10月6日開催)

10月6日(日)に下記の要領にて第60回セミナーを開催いたします。ご参加、お待ちしております。

日時:2024年10月6日(日)13:20〜16:20
開催形態:オンラインセミナー(Zoom利用)
参加費:会員 無料・非会員 1,000円(要事前登録)
参加方法Peatix(←コチラのリンクにアクセス)より事前参加申し込みをお願いします。申し込み後、Peatixから届くメールに記載の「イベント視聴ページに移動」から当日Zoomにご接続ください。

上記のPeatixのリンクが作動しない場合「https://keles-seminar-60.peatix.com」へアクセスください。

ご入会案内:入会手続きはこちら

ご入会手続きを完了いただきますと、セミナーへの会員としての参加、年度末の紀要・会員情報誌の発行等特典が多数ございますので、是非ご検討ください。

テーマ:「ICT―そのごくありふれた日常の中で,英語教育にどう活用するか」

開会挨拶(13:20)

講演1(13:30-14:50)

講師:篠原 弘樹先生(松蔭中学校・松蔭高等学校教諭)

題目:「中高6年間、毎日オンライン英会話&ICT活用でどう変わる?その取り組みと実践の紹介」

概要:中高6年間で世界に通用する英語力を身につけてほしいとの願いから、2020年度にグローバルコースを立ち上げました。このコースで実践している2つの取り組みを紹介させていただきます。

1つ目は「オンライン英会話×教科横断×探究」です。ここでは、オンライン英会話を活用し、他教科と連携しながら探究的な学習を行います。例えば、保健や技術家庭科と連携し、出生率を学習テーマにする際には、世界中の先生に「理想の子どもの人数は?」とインタビューして調査を行います。2つ目は「Canva、Teams、ChatGPT、画像生成AIなどを活用した英語授業」です。ICTツールを利用して発音チェックや創作活動を実施し、英文のフィードバックを通じて精度を高めたりしています。英語スキルだけでなく、現在のデジタル社会で求められるスキルをも同時に身につけることを目指しています。

これらの取り組みを通じて、ICTツールを活用した実践例とその成果についてお話しできればと思います。まだまだ試行錯誤中の部分もありますが、ご意見など頂けたら恐縮です。どうぞよろしくお願いいたします。

講師略歴:大学院で英語学(語法研究)を専攻し、英語教育ではESP(English for Specific Purposes)教材の開発に携わる。高校・大学非常勤を経て、2013年度より松蔭中学校・高等学校へ。2020年度より、松蔭中学グローバル・ストリーム(GS)コース、及び松蔭高等学校グローバルリーダー(GL)コース主任。

マイクロソフト認定教育イノベーター(MIEE:Microsoft Innovative Educator Expert)、知育菓子先生®(クラシエ) 2024~、Canva 認定教育アンバサダー(Teacher Canvassador)。

講演2(15:00-16:20)

講師:山村 潮音先生(高松中央高等学校教諭)

題目:「『ふつうの教員』が『ふつうの生徒』に行った個別最適・協働的な学びを取り入れた授業実践」

概要:高松中央高校の生徒はいたって「普通」です。bとdの違いも分からない中、『三単現のs』を一生懸命に理解しようとしています。しかし集中力は長く続かず、本気を出すのは締切直前の10分間。基本的に提出物は「作業」と化します。もちろん、先生の言うことを素直に聞く真面目な生徒も数人おり、中には英語をネイティブレベルで操る子(日本語勉強中)もいます。このようにクラスは多様性で溢れており、『個別最適な学び』や『協働的な学び』を実践するには絶好の環境です。

私自身についていえば、残念ながら勉強が得意な方ではありません。大学受験では国立の教育大学に落ち、当時新設されたばかりの私立大学で教育を学びました。教員4年目になりましたが、周りの先生方の能力の高さに焦る日々です。ただ、教育に対する熱意だけは一丁前にある、いたって「普通」の教員です。

そんな生徒たちと私が行う授業では、ほとんどの時間、子どもたちが自由に動き回っています。私が黒板の前に立つこともほとんどありません。もしこんな研究授業を行えば、間違いなく批判の嵐でしょう。しかし、私はこの授業に自信と誇りを持っています。今回はその理由をお話しします。

講師略歴:https://my.prairie.cards/u/shion.yamamura

閉会挨拶(16:20)

 ※情報は随時更新していきます。

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事務局 KELES事務局 平野 亜也子 kelesoffice@gmail.com
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