日時:2019(平成31)年2月11日(月・祝)9:30~17:30
会場:関西国際大学 尼崎キャンパス → アクセス
〒661-0976 尼崎市潮江1丁目3番23号
内容:学部学生による卒業論文・大学院生による修士論文の研究発表(口頭発表またはポスター発表)
コメンテーター:主催・共催学会に所属する教員・研究者
関西英語教育学会では、大学英語教育学会(JACET)関西支部,外国語教育メディア学会(LET)関西支部との共催で,本年度も下記の要領で「卒論・修論研究発表セミナー」を開催致します。お忙しい時期とは存じますが、多くのご発表ならびにご参加を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
スペシャル・トーク(15時50分〜17時10分)
神戸市立高校で15年間教鞭をとる。SIT(米国)でMA、神戸大学で博士(学術)。現在、神戸市外国語大学国際関係学科および大学院英語教育学専攻教授。関心分野はリフレクティブ・プラクティスによる教師教育実践研究、リスニング指導法研究。
著書、論文:Use of epistemological lenses on the ambiguity of reflective practice: What is it to reflect on experience?, In K. Tamai, I. Nakamura & J. Trelfa (eds.) Current Issues and New Thoughts on Reflective Practice, (pp.23-50). Kobe City University of Foreign Studies Journal of Research Institute, 53. 『リフレクティブ・プラクティス入門』(共著,2019年刊行予定,ひつじ書房)、 『リフレクティブな英語教育をめざして』(共著,ひつじ書房)、『リスニング指導法としてのシャドーイングの効果に関する研究』(単著,風間書房)、『決定版英語シャドーイング』(共著,コスモピア)など。趣味は陶芸、テニス。
演題:
英語教育における授業実践をどうとらえるか:人間科学的視点のもたらす方法論的ヒント
(Researching classroom practice: Epistemological hints from human science)
概要:
教室での実践にテーマを求めて始まった応用言語学は心理学的研究方法を取り入れることで第二言語習得研究を発展させ、その領域は学際的な広がりを見せています。一方で当初の「実践」をとらえる理論や研究方法については、そこへの関心がどこかに置き忘れられたかのように、個々の教師の能力開発論に終始しているように見えます。
近年質的研究方法の広まりによって段々と注目を浴び始めてはいますが、心理学的研究方法の呪縛は大きく、因果論的パラダイムに則って要素還元的に捉えることから中々離れられません。アクションリサーチとてその例外ではないのです。背景には、客観性を是とし「主観」を研究から排除してきた方法論的態度があると考えます。
実践研究を人間科学として位置づける時、「主観」は研究の本質的なものとしての様相を見せ始めます。本講演では「主観」がいかにして実践研究の本質となりえるのか、様々な理論的知見と実例を紹介しながら議論してみたいと思います。(講演言語未定)
参加費:会員、非会員とも 500円(当日、予稿集を配布)
プログラム内に,アフタヌーンティーを設定する予定です。発表者・コメンテーターや講師の先生方,参会者の皆さまとの気軽な交流の時間です。
上記の内容につきまして、変更や修正が生じた場合、本ページに掲載いたしますので、定期的に閲覧いただきますよう、お願い致します。
プログラムは こちら です。
研究発表募集
発表資格:学部生・院生(発表者は学会員である必要はありません)
申込期間:2018年12月15日(土)〜2019年1月21日(月)まで【厳守】
発表分野:外国語教育,外国文学,言語学および関連分野
発表形式:口頭発表またはポスター・デモ発表(発表申込時に発表形式の希望をお尋ねしますが,発表者数によっては,口頭↔ポスター・デモ発表に変わっていただくこともございます)(発表形式についての詳細は,前回の様子をご覧下さい こちら)
発表時間:
<口頭発表>卒業論文25分(発表15分,コメント・質疑応答10分)・修士論文30分(発表20分,コメント・質疑応答10分)
<ポスター・デモ発表>卒業論文・修士論文とも掲示・質疑(コアタイム45分:15分×3セット)
使用言語:日本語または英語
予稿集:発表者の方には,2019年1月28日(月)までに,予稿集原稿(A4用紙2ページ以内)をご提出いただきますのであらかじめご承知おき下さい。発表者の方にはテンプレートをお送りします。
テンプレートはダウンロードも可能です.→GMT22_template
予稿集の作成に当たり,サンプルを参照の上作成してください.→sample
発表申込方法:第22回卒修論セミナーホームページ【申込フォーム】より,必要事項(発表言語での論文タイトル・キーワード(3~5語)・日本語200字程度, 英語400 words程度の発表要旨を含む)を入力・送信してください。
第22回卒論・修論研究発表セミナーに関するお問い合わせは
お問合せ
事務局 大阪教育大学 橋本健一研究室内 kelesoffice@gmail.com
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