- 日時:2013年12月22日 (日)13:00-16:40(12:30受付開始)
- 会場:龍谷大学・大阪梅田キャンパス14階
〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウェストオフィスタワー14階 - 参加費:会員・非会員 1,000円(要事前登録)
本学会ウェブサイトの参加申込フォームにて,事前参加登録をお願いします。(12月05日より受付開始)
プログラム
テーマ:英語スピーキングーどう教え,パフォーマンスをどう評価するか-
12:50-13:00 開会のことば
13:00-14:20 Spoken interactionの評価と指導
今井 裕之 先生(関西大学 教授)
14:40-16:00 授業を活かすストリーリテリング・スピーキングテスト(SRST)
平井 明代 先生(筑波大学 教授)
16:00-16:30 フロア・講師との意見交換
16:30-16:40 閉会のことば
講師紹介・講演概要
今井 裕之(関西大学・教授)
関西大学外国語学部・教授
主な研究分野は英語授業研究。小中高の英語授業の参与観察を通して,教室コミュニケーションの過程・特徴を研究している。実践的な研究として,中学高校生向けの英語スピーキングテストの開発・運用や,ティーチャー・ディベロップメントの研究にも従事している。
主な著書:『英語教育学体系第9巻リスニングとスピーキングの理論と実践』(分担執筆,大修館書店)『リフレクティブな英語教育を目指して—教師の語りが拓く授業研究』(共著,ひつじ書房)『HOPE 中高生のための英語スピーキングテスト』(共著,教育出版)
【講演概要】スピーキング,特にspoken interactionは,他者との即興・偶発的な言語行為であるため,評価観点・基準の設定,評価者間の安定が難しい。また,対話の相手が必要で同時多数の実施は難しいなど,妥当性,信頼性,公平性,実用性,全てに評価者泣かせの技能である。「それでも評価せよ!」との命に対し,英語教員はどう立ち向かうのか。実践例を交えてスピーキングの評価と指導を「静と動」「内と外」の視点で整理する。
平井 明代(筑波大学・教授)
筑波大学人文社会系・教授
専門分野は言語評価及び第二言語習得。米国セント・マイケルズ大学修士課程修了(MA-TESL取得)、テンプル大学博士課程修了(Ed.D. 取得)。日本言語テスト学会ワークショップ委員長、The Modern Language Journalなどの査読委員。主な著書は、『テスト問題・教材再利用のすすめ:TEASY理論編』(2010, 丸善)、『L2 Listening and Reading Fluency』(2010, Lambert Academic Publishing). 『教育・心理系研究のためのデータ分析入門』(2012,東京図書);「リスニングとスピーキング指導の理論と実践」(2012,『新教職教育講座第5巻:教科教育の理論と授業I人文編』,協同出版)。主な学術論文は、“Development of a practical speaking test with positive impact on learning.” (Language Assessment Quarterly 6, 2009, Routledge, 共著).; “Washback of the Center Listening Test on Learners’ Listening Skills and Attitudes” (ARELE, 2103, 共著), “Validation of Empirically Derived Rating Scales for a Story Retelling Speaking Test” (Language Assessment Quarterly 10, 2013, Routledge, 共著)など。
【講演概要】スピーキング技能の性質上、授業中にスピーキング活動とその評価まで行うことはなかなか難しい。セミナーでは、中高大の授業で実施しやすいテストを目指して開発した、ストーリーリテリング手法を用いたスピーキングテストを紹介する。このクラスルーム用テストは実施と評価を通して、学習に良い影響を与えられるように工夫した。それを実際に行いながら、第二言語習得および評価理論を踏まえた効果的な活用方法と評価方法を探っていく。
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