主催:関西英語教育学会(KELES)
共催:大学英語教育学会(JACET)関西支部、外国語教育メディア学会(LET)関西支部
「第16回卒論・修論研究発表セミナー プログラム」について変更や修正が生じた場合、本ページに掲載いたしますので、定期的に閲覧いただきますよう、お願い致します。
日時:2013年2月9日(土)
場所:神戸学院大学 | ポートアイランドキャンパス | info 〒650-8586 神戸市中央区港島1-1-3
参加費:会員、非会員とも 500円
※事前申込不要 当日,予稿集を配布 直接会場にお越しください
発表者の皆さまは必ずこちらをご覧ください
プログラム(PDF)のダウンロードはこちらからどうぞ
プログラム(PDF)2013年1月29日更新
プログラム
9:00 - 受付(神戸学院大学ポートアイランドキャンパス B号館・2階受付にお越しください) info
9:20 – 9:30 開会行事(B203講義室)
司会: 橋本 健一(近畿大学)
開会の挨拶: 村田 純一(関西英語教育学会会長・神戸市外国語大学)
9:40 – 11:55 午前の部 info
12:00 – 12:10 ポスターミニプレゼン(第3室: B206講義室)
12:10 – 13:00 ポスター発表コアタイム info
12:10 – 13:20 昼食休憩
13:20 – 14:40 スペシャル・トーク(B203講義室) info
「題材内容を重視したCLIL 的技能統合型の英語授業―第二言語習得理論に基づく検討」
講師: 村野井 仁 先生(東北学院大学 教授)
講師紹介: 大嶋 秀樹(滋賀大学)
14:45 – 17:00 午後の部 info
17:05 – 17:15 閉会行事(B203講義室)
閉会の挨拶: 横川 博一(関西英語教育学会幹事長・神戸大学)
17:30 – 19:00 レセプション
会費:一般2500円,学生1000円(当日受付にてお支払い下さい)
会場:神戸学院大学A号館 クルーズ・カフェ
どなたでもご参加いただけます。どうぞお気軽にご参加下さい!!
参加者の皆さまへ
- 当日はお車での入構はできませんので,公共交通機関をご利用ください。
- 当日は,学内の食堂等は開いておりません。大学周辺にも飲食店・コンビニ等はございませんので,昼食は各自でご用意ください。
- 発表順、コメンテーター等はやむを得ず変更されることがありますのでご了承下さい。
午前の部 *発表タイトル前のG は卒業論文、M は修士論文の発表です。
①9:40~10:10 ②10:15~10:45 ③10:50~11:20 ④11:25~11:55
【第1 室】(B204)テーマ:小学校外国語活動(文字導入・読み聞かせ)
コメンテーター:長谷 尚弥(関西学院大学)・吉田 晴世(大阪教育大学)
① G: 小学校における文字を書く活動/島仲 奈穂(大阪教育大学)
② G: 小学校での第二言語語彙習得における文字導入の効果/杉本 隼也(京都教育大学)
③ G: 日本の小学校での絵本の読み聞かせにおける状況モデルの構築についての事例研究/藤森 美鈴(京都教育大学)
④ G: リテラシー能力を育てるボトムアップ・トップダウンアプローチの統合的指導の効果/松原 加奈(京都教育大学)
【第2室】(B205)テーマ: 映画・異文化理解
コメンテータ: 谷村 緑(京都外国語大学)・籔内 智(京都精華大学)
① G: 映画『英語完全征服』に見る英語熱と韓国らしさ/富永 祥子(京都府立大学)
② G: 小学校外国語活動における映画の活用—内容に興味をもって「聞く力」を育てるために—/和田 春香(大阪教育大学)
③ G: 英訳『ONE PIECE』における漫画オノマトペの研究/鈴木 光(京都府立大学)
④ G: 映画を使った上昇調と下降調の付加疑問文の研究/嶋崎 絢(京都府立大学)
【第3室】(B206)テーマ: 語彙学習
コメンテータ: 赤松 信彦(同志社大学)
① M: TPR による文法指導および語彙指導による指導効果の研究/浅井 玲子(京都外国語大学)
② M: 語彙学習方略と英語テストの関係分析/池田 和美(大阪教育大学)
③ G: 中学生に対する単語カードを用いた英単語学習法の研究/後藤 久也(大阪教育大学)
【第4室】(B207)テーマ: 認知言語学・コーパス
コメンテータ: 木原 恵美子(神戸大学)・水本 篤(関西大学)
① M: 英語動詞派生前置詞の文法化に関する認知言語学的考察/林 智昭(京都大学)
② G: 名詞の可算性に関する考察/矢野 利佳(京都府立大学)
③ M: 母語話者及び日本人学習者による基本前置詞使用/松下 英利香(神戸大学)
④ M: 日本人学習者の名詞コロケーションにおけるTAKE の使用特徴/大内 啓樹(立命館大学)
【第5室】(B208)テーマ: 小学校外国語活動(コミュニケーション)
コメンテータ: 生馬 裕子(大阪教育大学)・今井 裕之(兵庫教育大学)
① M: 小学校外国語活動における絵本の読み聞かせ—視覚情報理解と因果関係性に焦点を当てて—/大江 太津志(京都教育大学)
② M: 小学校外国語活動における落語を用いたタスク型学習が小学生にどのように受け入れられるか/竹田 里香(関西大学)
③ G: 小学校外国語活動におけるコミュニケーション活動—インフォメーションギャップ活動をとおした活動—/小泉 皓太(大阪教育大学)
④ G: 小学校外国語活動における「コミュニケーション能力」/吉川 祐希子(大阪教育大学)
【第6室】(B209)テーマ: コミュニケーション・方略
コメンテータ: 玉井 健(神戸市外国語大学)・加賀田 哲也(大阪教育大学)
① G: コミュニケーションにおける存在論的諸相/吉田 雄太郎(京都教育大学)
② G: コミュニケーションを維持・促進させる口頭コミュニケーション方略の指導:英国人日本語学習者の事例研究/折笠 阿香音(京都教育大学)
③ G: タスクタイプ別のCS 指導—初学者に対するその効果と動機づけ—/鈴木 悠莉亜(京都教育大学)
④ G: シナリオタスクを使ったコミュニケーション方略教授におけるペアごとのインタラクションの違い/水谷 友梨(京都教育大学)
ポスター発表
ミニプレゼン(B206) 12:00~12:10 コアタイム 12:10~13:00
【第3室】(B206)
①M: 小学校外国語活動の協同的な活動における学習者の行動分析—社会文化理論に基づいて—/坂詰 由美(兵庫教育大学)
②G: 日本の小学校におけるイマージョン教育について/山岡 直貴(大阪教育大学)
③M: Investigating How Japanese EFL Learners’ English Rhythm of Vowel Duration Changes Through Experience of Studying in English Speaking Countries/鈴木 一大(立命館大学)
午後の部 *発表タイトル前のG は卒業論文、M は修士論文の発表です。
⑤14:45~15:15 ⑥15:20~15:50 ⑦15:55~16:25 ⑧16:30~17:00
【第1室】(B204)テーマ: 教師・小学校外国語活動
コメンテータ: 有本 純(関西国際大学)・福智 佳代子(神戸海星女子学院大学)
⑤ M: 教師は「英語を英語で教える」をどのように扱うべきか〜「優れた教師」の実践をもとに〜/鈴木 翔大(大阪教育大学)
⑥ M: The Effects of Training in Oral Skills on Prospective Elementary School Teachers/石水 明香(奈良教育大学)
⑦ G: Hi, friends!における活動設計の視点とその具体例/中西 優未(大阪教育大学)
⑧ G: 外国語活動におけるパペットの活用の効果/小松 由佳(大阪教育大学)
【第2室】(B205)テーマ: 英語学習における文化・文学
コメンテータ: 加藤 雅之(神戸大学)
⑤ M: 「聞き手」におけるポライトネス・ストテジーの考察/湯谷 綾子(京都教育大学)
⑥ M: EFL 環境における家庭内の英語学習資本と英語学習到達度の関連性 —Broudieu の文化資本論の観点から/秋篠 遼平(立命館大学)
⑦ G: 『ジェイン・エア』の研究:地位に対するジェインのしたたかな意図/松山 菫子(京都府立大学)
【第3室】(B206)テーマ: 心理言語学・神経言語学
コメンテータ: 中野 陽子(関西学院大学)・吉田 真美(京都外国語大学)
⑤ M: 日本人英語学習者の言語産出における統語的プライミングにインプットのモダリティおよび接触回数が及ぼす影響/与那嶺 裕紀(神戸大学)
⑥ G: 日英プライムによる統語的プライミング効果の比較/万波 彩乃(京都教育大学)
⑦ M: フォーミュラ連鎖の反復学習が文産出の流暢性と正確性に与える影響/下吉 真衣(関西学院大学)
⑧ G: fMRI による日本人英語学習者の母語と外国語(英語)の脳内言語処理についての研究/亀井 郁(滋賀大学)
【第4室】(B207)テーマ: 音読・発音練習
コメンテータ: 山根 繁(関西大学)・菅井 康祐(近畿大学)
⑤ M: 口頭並べ替え練習が及ぼす効果の実用性評価—スピーキング能力向上の可能性—/篠崎 文哉(大阪教育大学)
⑥ M: 音読における内容理解の予測因子と注意制御について—日本人EFL 学習者に対する実証研究—/森 利文(関西学院大学)
⑦ M: iPad 発音訓練が及ぼす英語スピーキングスキルへの効果/上田 愛(大阪教育大学)
⑧ M: 英語発音の明瞭性に影響を与える要因について—合成音声を使用したProsody, Segment エラーの影響度比較—/石田 香織(関西大学)
【第5室】(B208)テーマ: 教科書・授業
コメンテータ: 氏木 道人(関西学院大学)・沖原 勝昭(京都ノートルダム女子大学)
⑤ G: EFL リーディングにおける読み手の推論/森 まど加(京都教育大学)
⑥ G: 中学校英語教科書分析に基づいたコミュニケーション方略のテストデザイン及び評価の提案/北浦 友美(京都教育大学)
⑦ M: An Analysis of Activities and Tasks in Japanese Junior High School English Textbooks/橋西 彩楓(神戸市外国語大学)
⑧ M: 国際理解教育は英語教育にどのように貢献しうるか/河合 冬樹(大阪教育大学)
【第6室】(B209)テーマ: 学習者要因
コメンテータ: 佐久 正秀(大阪信愛女学院短期大学)・山西 博之(関西大学)
⑤ M: 高校英語における動機減退要因の分析と克服/大草 信彦(大阪教育大学)
⑥ M: 自尊感情とL2 コミュニケーション不安の関係/山中 梓(関西学院大学)
⑦ M: 小学校外国語活動における自己評価方法と認知プロセス/長谷川 和代(兵庫教育大学)
⑧ G: 日本人高校生の学習者自律の育成における学習プロセスの統制と協働学習の諸効果/二宮 宏樹(京都教育大学)
スペシャル・トーク 紹介
講師:村野井 仁 先生 (東北学院大学 教授)
演題:題材内容を重視したCLIL的技能統合型の英語授業―第二言語習得理論に基づく検討―
概要
卒論や修論の研究テーマはなるべく焦点を絞り、実証可能な方法で進めていくのが望ましいと言われています。この講演ではあえてそれとは逆の大風呂敷を広げるようなお話をしてみたいと思います。英語授業をどう展開するのが効果的かというお話です。
中学、高校の英語教員がもっとも多くの時間をかけるのは検定教科書を使った言語活動です。教科書を軸として一つ一つの言語活動をどう結び付けて、授業の中でどのような英語力を育てるのが効果的なのかを教室第二言語習得理論を基盤にしながら検討してみたいと思います。
結論としては、教科書の題材内容を大切にしたContent and Language Integrated Learning (CLIL)を意識しながら、Presentation-Comprehension-Practice-Production (PCPP)の流れで教えればきっとうまくいくはず、というところに落ち着くかなと考えています。そして、このような授業をするのは何のためかということについても考えてみたいと思います。
講師略歴
1961年福島県生まれ。中央大学文学部卒、法政大学大学院修了。法政大学第一中・高等学校勤務後、日米大学教育交流委員会(現ALLEX)の派遣でミシシッピ大学大学院へ留学し、同時に日本語講師を務めた。ジョージタウン大学大学院博士課程で応用言語学を学んだ後(Ph.D取得)、東北学院大学に職を得て、現在に至る。現在は文学部英文学科教授、英文学科長。担当科目は第二言語習得論、英語教育学演習(大学院)。
主な著書・論文
文科省高校英語検定教科書Genius English Communication I (編集主幹、大修館書店、2013)、『統合的英語科教育法』(共著、成美堂, 2012)、『詳説第二言語習得研究』(共著、研究社, 2010)、『改訂版英語教育用語辞典』(共著、大修館書店, 2009)、Output practice in the L2 classroom. In R. DeKeyser (Ed.), Practice in a second language. Cambridge UP, 2007. 『第二言語習得理論から見た効果的な英語学習法・
指導法』(大修館書店, 2006)、Focus on form through interaction enhancement. Language Learning, 50, 4, 2000など。
会場案内
交通のご案内
● JR 神戸線・阪急・阪神・神戸市営地下鉄「三宮駅」から
神戸新交通ポートライナー「みなとじま」駅下車(三宮駅から約9 分)→ 西へ徒歩約6 分。
学内には駐車スペースがありませんので,公共交通機関をご利用ください。
会場案内図
会場配置図
発表者の皆さまへ
以下、発表者の皆さまに各発表形式別に簡単な注意事項を記します。
研究発表(卒論・修論)
発表時間:卒論 25分(15分 質疑応答 10分)、修論 30分(20分 質疑応答 10分)
パソコン:各教室にはプロジェクター(及びPC接続用のVGAケーブル)は設置されていますが,PC/Macは各自ご持参下さい。Macの場合,VGAアダプタが必要 となりますので,そちらもご持参下さい。PC/Macをお持ちでない方は,事前にセミナー担当者に問い合わせて下さい。
AV機器:CDやDVDの使用は可能です。MDやカセットは不可。
会場下見:発表会場の下見、パワーポイントスライドのテスト等は、午前の部の方は、開会行事後から第1発表の間までの時間に、午後の部の方は、昼食休憩の間に、各自で行ってください。
発表資料:予稿集・プレゼンテーションスライド(任意) 別途配布資料を作る場合は個別に準備して下さい。(当日大学構内でのコピーはできません)
ポスター発表
ポスターミニプレゼン:各発表者によって1人3分の簡単な概要プレゼンをして頂きます。口頭発表で結構です。スライド等を準備する必要はありません。
コアタイム:この時間帯は、ポスター前に待機して下さい。
ポスター:【サイズ】 最大A0までにて作成。(一枚ものでも、A4を組み合わせても可)【貼付け】ボードに貼付け。貼付けに必要な資材は、学会事務局で準備します。【貼付け時間】午前の部終了時から昼食休憩終了まで。
発表資料:予稿集・ポスター 別途配布資料を作る場合は個別に準備して下さい。(当日大学構内でのコピーはできません)
関西英語教育学会 第16回 卒論・修論研究発表 セミナー プログラムダウンロード
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2013年1月29日公開
関西英語教育学会 第16回 卒論・修論研究発表 セミナー 発表要旨ダウンロード
発表要旨(PDF)がダウンロードいただけます
2013年2月公開予定
第16回卒論・修論研究発表セミナー発表要旨(PDF)
プログラムや発表要旨に変更や修正が生じた場合、改訂版を公開いたしますので、定期的にご確認をお願い致します。
第16回卒論・修論研究発表セミナーに関するお問い合わせは
関西英語教育学会事務局 横川 博一(神戸大学)
〒657-8501 神戸市灘区鶴甲1-2-1
E-mail: yokokawa@kobe-u.ac.jp
※お手数ですが@マークを半角文字に置き換えてください。
TEL: 078-803-7689 [dial-in]
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